☆呼吸・腹横筋☆

taka-inkontoro

2010年06月10日 22:00

前回の続きです →前回←   今回は呼吸姿勢についてです。

特に腹横筋の説明をさせて頂きます。



トレーニングで重い重量を使用する時に腰を保護する為に

ベルトを巻く事があります。  こんな感じです





上半身や頭などを支えている

脊柱(背骨)の腰の部分を支えているのはたくさんの筋肉と腹圧です


上の写真で使っているベルトは重い物を持ち上げる時に

体幹を安定させ腹圧をあげて腰を保護する為に使っています。


このベルトは自然に体にも備わっています

それが腹横筋なんです。

つまり腹横筋は腰のコルセットの役目ができる筋肉です。

腹横筋を鍛え腹圧を上げてあげると腰痛防止につながります。


この腹横筋呼吸にどんな関係があるかと言いますと・・・

腹横筋を鍛えるには腹式呼吸が良いんです


この腹式呼吸を意識的に行い腹横筋を鍛えましょう。

腹式呼吸は・・・

しっかりまず息を口から吐きます。

この時にお腹をヘコませていきます。

もう何も出ないと言うぐらいまで絞り出します。

そして鼻からたくさん吸ってあげて下さい。

この時にはお腹が膨らんでいくように意識します。


その時に注意することは・・・

まずは姿勢です。

立ってても座ってても寝てても大丈夫です。

ただ空気がストレスなく入りやすい様に

背筋を伸ばす様に軽く意識して下さい

お腹に手を置き膨らんだりヘコんだりするのを意識してあげて下さい。

吐く時は焦らずにじっくり・しっかり・ゆっくり吐いて下さい。

完全に吐き切ったときにその状態を数秒キープすると効果的です。

回数よりも質を重視して行って下さい。

下腹部を意識するとさらに良いです。


イメージとしてはまず吐く時に体中の悪い物をだしてあげるイメージで


最初は難しければ上向きで寝て膝を立てて行うとやりやすいです。


とても地道ですがとても大切な事です

腹式呼吸により新鮮な空気をたくさん吸ってあげると

それが体中に送られていきます。

腸の蠕動運動が活発化し便秘解消にもつながります。

そして腰痛改善にもつながります。

腸内環境が良くなり、体中に新鮮な空気が送られ、

体幹が安定している。 とても良い事に思えませんか?


あと腰痛解消ベルトなどがありますが・・・

これを巻くと確かに腰は楽になるかもしれませんが、

腹横筋が弱化して外した時に大変な事になる可能性があります

体にはたくさんの機能がありますので、外部の力に頼る前に

自分の体の力を信じてあげて下さい


関連記事